일본어문학

약어 : JJLLJ

2023.11., vol., no.103, pp. 263-290 (28 pages)

발행기관 : 일본어문학회




本論文では、超高齢社会における日本の高齢者の自立目標と意志を介護文学作品である若竹千佐子の󰡔おらおらでひとりいぐも)󰡕の分析を通じて綿密に考察しようとした。超高齢社会会期は高齢化率が21%を超える社会で、超高齢社会になると高齢社会に表出し始めた高齢者の介護問題、高齢者嫌悪問題、介護犯罪問題、世代葛藤問題など多様な社会問題が深化して行く。これらの問題を解決するために、日本政府は積極的に高齢者社会福祉政策を施行し、時期と状況に合わせて政策対応を修正補完してきた。しかし、増える高齢者を政策対応だけで責任をとるのは無理であり、日本の高齢者社会福祉政策の最終的な方向性は高齢者の自立目標に焦点が当てられている。そこで本論文では、超高齢社会に高齢者の自立目標がなぜ必要であり、自立に対する高齢者の意志がなぜ重要なのかを介護文学作品󰡔おらおらでひとりいぐも󰡕のテキスト分析を通じて、現実では高齢者の自立目標と意志がどのように表現され、記述されるかを解明しようとした。研究の結果、超高齢化が進む超高齢社会においては、自立に向けた目標や志向が前向きな老後を過ごすために不可欠な要素となっていることがわかった。これにより、高齢者の意識の変化が必要であるという事実が確認された。